プロフィール

 

1968年生まれ

1993年よりパリ滞在

1999年フラワーデコレ-ターとして独立

1999年 — 2004年  EUROCAP 社経営、ブティック JASMIN とのコラボレーションによる“テーブルコーディネートと花の教室”の講師を勤める。

2001年—2003年 株式会社バレンシアガとフラワーデコレーターとして契約

2005年“ Vase et Fleurs   ”「器と花」教室を 16 区(トロカデロ)で開催

2006年 レストラン asian (8区) にてフラワーデコレーターを務める


2007年 Wa-bi salon (8区)にてシェフ ドミニク ブシェ氏とのコラボレーションによる花教室開始

 

「パリに住み始めて10年。彼女は音楽、室内装飾、モードの世界を経て、最終的にフラワーアートに辿り着いた。パリの有名な花屋で働いた後、クライアントの顔が見える環境にいることを望んで独立を決意。以来、その数は自らの力により増えることがやまない。

 

西洋的なフラワーアレンジメント、日本の生け花のみならず、モード、デザイン、コンテンポラル・アート、ガーデニングといった複数の分野からインスピレーションを得、それが彼女の作品に多様性を与えている。

 

野の花も収集されるような高価なアイリスの花も、彼女にとっては全て同等の価値を持つ花。毎朝、早朝に行く花の買い付けは、彼女の仕事の中でも最も難しく、しかし最も情熱を傾ける仕事である。 

「花の言葉を聞かなければいけない」と彼女は云う。パリの庭園へと足を運ぶ。例えば数ある庭園の中でも特に気に入っているのが、カルチェ財団の庭園。空き地であるかのような空間をガラスのしきりで囲んだだけのこのひっそりとした庭園には、自然のままの姿で植物が存在し、かつ非常に洗練されている。

 

彼女は注意深く、慎重に花と向き合い、植物の微細な部分からさえもその魅力を引き出し、意味を与える。ブーケという形でそれを表現する。それはあたかも見た目の派手さやインパクトに傾倒する多くのフローリストに対抗するかのようである。 

彼女の花のみずみずしい魅力、それは彼女の名前にも由来している。なぜなら日本語 で izumi は

「 泉」を意味するのだから。」

 

VOGUE FRANCE 2002年9月号 185-186ページより抜粋